電脳マヴォ

自主制作漫画即売会「COMITIA」に毎回欠かさず新作を出品し続けている三島芳治さん、商業誌での執筆を経た今でも同人誌を作り続けています。溜まりに溜まった読み切り作品は50作以上。
一見地味で大人しく、大衆受けする要素も見当たらない作風、ホッチキスで留めただけのコピー本に描かれているのは枠線も含めて全て筆だけで描かれたシンプルなもの。それなのに一度彼の漫画に触れた読者は必ずといっていいほど魅了されてしまうのです。SFとポエムが同居する不思議なストーリー、言葉のひとつひとつ形のひとつひとつがオリジナリティに溢れ、隅から隅まで独自のスタイルを貫いています。それでいて爽やかにそっと問いを投げかけてくれる作品たち。この不思議な三島芳治の作品は改めて「漫画の面白さ」を気づかせてくれます。【石井】

(商業誌掲載歴/2009年漫画アックス「どうでもいい妹」、2012年ヤングジャンプアオハル「燃えろ、ストーブ委員」「七不思議ジェネレーター」、2013年からアオハル「レストー夫人」、2013年~2014年月刊コミック電撃大王「スクロオル」17回連載)
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