花園あずきさんは、大学の1年生のときに、竹熊の授業課題で「ひるがえれ!フリル」のオリジナル版を提出してきました。その提出課題で、私は下絵からタブレットを使い、ネームから仕上げまでオールPC制作による漫画を初めて直接見ました(仕上げにPCを使うことは以前からあった)。この文を書いている2012年2月現在、オールPC制作は同人作家や新人作家の間ではポピュラーな技法になっています。「ひるがえれ!フリル」には、あずきさんのエンターティンメント志向と作者が大好きなファッション知識の融合が面白く、竹熊は同人誌「コミック・マヴォ」での連載を勧めました。 現在は活躍の場を広げ、2012年には学研「マンガジュニア名作シリーズ・小公女」を書き下ろし、只今書店で好評発売中です。[竹熊]

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